フラワーエッセンス普及協会(AFEEJ)は、1998年に米国ＦＥＳ (Flower Essence Society) の協力の下、日本の人々の自己ヒーリング意識と能力の向上を目指して設立されました。

　発足からこれまでに、当協会は多くのプラクティショナーをはじめ協力者のご支援により、草の根的な活動を展開してまいりました。現在では、日本社会におけるフラワーエッセンスの認知度も徐々にではありますが順調に広まり、一段階目の基礎、土台が構築されたと認識しています。2011年1月にFESフラワーエッセンス製品の輸入発売元がアフィージャパン株式会社として新たに発足したのを機に、フラワーエッセンスの日本社会における普及において更なる次のステップへと向かうべく意図し、2012年2月に特定非営利活動法人(NPO)フラワーエッセンス普及協会として、再スタートを切ることになりました。以下に、活動の趣旨をご紹介いたします。

　ＦＥＳは、アメリカのカリフォルニア州、ネヴァダシティに本部を置くフラワーエッセンスの研究開発教育機関です。ＦＥＳのフラワーエッセンスは、FES Quintessentials（クイントエッセンシャルズ）とよばれ、現在世界５０カ国以上の国々で医療関係者、心理療法士、ボディワーカー、栄養カウンセラー、獣医師、セラピストなどの専門家から、一般の人々まで幅広く愛用されています。ＦＥＳは過去30年以上にわたりフラワーレメディの分野でトップメーカーとして国際的に高く評価されております。

　近年日本でも、エドワード・バッチ博士が開発したフラワーエッセンス（通称バッチレメディ）以外にも、世界の数種類のフラワーエッセンスが紹介され多くの人々に認知されるようになりました。昨今、人々の関心は心身の癒し、ヒーリング関連に少しずつ移行しており、日本人のライフスタイルに関する考え方も徐々に変化しております。物質的なものに価値観を置いた生活から、心の充実や豊かさ、精神の平安、思いやりのある人間関係などを重視した生活を求める傾向が以前より強くなっているようです。こうした人々の意識の変化の中で、病気やその治療に関する考え方も変わり、西洋医学の対処療法と東洋医学的なホリスティックな観点の両方からとらえる傾向が強くなりました。ここ十数年で気や、癒し関連の書籍が目を見張るほど多く出版されていることもその現れでしょう。昔から「病は気から」という言葉がありますが、フラワーエッセンスは、病気に対するこのシンプルで基本的な概念をそのまま当てはめることの出来るものです。精神的な疲労や、ストレス、不安、過去のショックな出来事などが原因で心身の一部に故障をきたし機能不全というかたちをとる。フラワーエッセンスは、私たちの精神の不安定さを緩和し心の奥に滞っている感情を解放し、心身のバランスを回復させるという触媒的な働きをします。さらに深いレベルでは、その人の霊的な気づきを高め人生に対する根本的な変容をもたらします。このような性質からフラワーエッセンスは、新しい医療のパラダイムに沿ったレメディとして治療のサポートとして使用できるほか、一般の人々には日々の心のケアのレメディとしてまた、人生を通して個人の意識や魂の成長を促す触媒として取り組んでいけるものです。

　当協会では、日本の人々の心身の健康を、自己ヒーリング意識と能力の発展という側面から援助するために、フラワーエッセンスの正しい理解と普及のために様々な活動を展開しています。フラワーエッセンスを使用していただいた専門家の方々からの臨床データや、一般の方々からの使用レポートの収集と分析。ＦＥＳなど関連のフラワーエッセンス団体への情報の提供と交換。フラワーエッセンスのセミナーや講習会の開催。また、現地ＦＥＳでのインテンシブセミナー実施を経て、フラワーエッセンス療法を実践するプラクティショナーの養成にも力を注いでいます。さらに、フラワーエッセンス関連の書籍の制作や、出版に対する支援なども行います。活動の質を高く保ち有効なものとするため、協会の活動主旨にご理解下さる方を対象にメンバーシップ制度を設けました。会員の方にはニュースレターの配布を通じてフラワーエッセンスに関する情報の提供を行っております。どうぞより多くの方々のご理解とご支援をいただきますようよろしくお願い申しあげます。

（2012年3月）

　フラワーエッセンス普及協会は、米国FES（Flower Essence Society）の日本代表として、FES精神に従い、日本の人々の魂の発展と成長に貢献すべく深く、広く永続的にFESフラワーエッセンスを正しく日本社会に普及するための活動を行う。


＜活動内容＞

1. 会員の募集。
2. FESフラワーエッセンスのセミナー、講習会、植物観察ツアーの開催。
3. 会員へのニュースレターの発行。ニュースレターを通じて、フラワーエッセンスの専門的な情報提供。植物研究発表、最新の臨床ケース、一般ユーザーの使用体験、および、内外のフラワーエッセンス関連団体の活動やセミナー、催し物などの情報提供。
4. ホームページを通じて、フラワーエッセンスに関する専門的な情報の提供。
5. 米国、FESでのプラクティショナー養成集中セミナー、日本語クラスの開催。
6. FESとの共同教育プログラムの実施および認定資格授与。
7. FES精神を理解し実践する高いレベルを有した、プラクティショナー養成ならびに指導。
8. プラクティショナーへの社会活動支援。
9. プラクティショナー間のネットワーク支援。
10. 災害被災地へのフラワーエッセンス・ボランティア活動、支援および寄付。
11. フラワーエッセンスに関連する植物研究の推進。
12. 日本でのフラワーエッセンス利用における臨床データの収集と分析。FESとの共同リサーチ研究。
13. 上記の教育、人材育成、臨床研究などの活動を通して、日本における専門家レベルのフラワーエッセンス療法の促進と構築。
14. フラワーエッセンスに関するパンフレット、リーフレット、書籍の制作、発行。
15. 協力関係にあるフラワーエッセンス団体の研究活動に対する支援。
16. フラワーエッセンス関連団体との共同イベント、催し物、教育事業などにおける協力活動。
17. 姉妹会社であるFES製品総輸入発売元アフィージャパン株式会社との協力活動。
18. 上記全ての活動を通じて、フラワーエッセンス全般が日本社会に根付くための啓蒙活動を展開する。
    

＊以下は、普通会員の個人会員および団体会員の代表者のみです。

1. ニュースレターの配布（年2回予定）
2. セミナーなどの教育プログラムの受講料やその他催し物の参加費の割引。
   割引の内容については、ニュースレターなどでご案内いたします。
3. 姉妹会社アフィージャパン（株）でご購入のフラワーエッセンス製品の割引。
   ＊通信販売、講習会、セミナーなどでの販売時に製品の割引を実施しています。
4. ホームページの会員専用ページをご覧いただけます。